「書類が本当に苦手」「行政サービスを受けられたことがほとんどない」――
そんな発言が話題を集めているのが、元NHKアナウンサーで現在は編集者としても活躍する黒岩里奈さんです。
SNSでは「ADHD気質がある」と自覚しながら、生活の工夫や困りごとを赤裸々に発信。
そのリアルな言葉に、多くの共感の声が寄せられています。
さらに、旦那は東大卒の超エリート・安野貴博さん。
考え方の違いや日常のすれ違いをユーモアたっぷりに発信し、夫婦の関係性も注目されています。
この記事では、黒岩里奈さんのADHD的な特性や発言、夫とのエピソードをまとめてご紹介します。
同じように悩みを抱える人にとって、ヒントになるかもしれません。
黒岩里奈はADHD？SNSで語った 生きづらさ とは
黒岩里奈さんは、自身のSNSでたびたび「ADHD気質がある」と発言しています。
正式に診断されたわけではないものの、自覚を持ちつつ日々の生活に工夫を取り入れている様子がうかがえます。
「書類の管理が本当に苦手」「ふるさと納税の手続きができない」といったエピソードを通して、日常の中で感じる 生きづらさ を赤裸々に語っています。
ここでは、実際に投稿された内容をもとに、黒岩里奈さんがどのように自身の特性と向き合っているのかを詳しく見ていきます
本人がツイートで語ったADHD傾向の特徴
黒岩里奈さんは、自身のX（旧Twitter）で「いわゆるADHD」という言葉を使い、自らの性格傾向を説明しています。
とくに印象的なのは、「書類をきっちり保管して適切な行政サービスを受けられる人が昔からまじで眩しかった」という投稿。
この一文からも、タスク管理や書類対応といった細かな事務作業が苦手であることが伝わってきます。
保険証は毎年なぜかなくしちゃうし、書類が苦手すぎてふるさと納税の還付手続きができないレベルなので（いわゆるADHD）、
— りなくろ（黒岩里奈） (@rinakuro) July 7, 2025
「書類をきっちり保管して適切な行政サービスを受けられる人」が昔からまじで眩しかった。…
また、「典型的なADHDなので やることがない という状況がかなりきつくて」と、自身のエネルギー配分にも課題を感じている様子を明かしています。
休憩すらエネルギーを使うと感じるなど、一般的な感覚とは異なる負担感を持っていることがうかがえます。
典型的なADHDなので「やることがない」という状況がかなりきつくて、余ったエネルギーを総動員して私が悪いんじゃないか…からスムーズに鬱状態に移行する。気分転換や休憩はエネルギーを使わないので事態の改善に繋がらず。むむむ。
— りなくろ（黒岩里奈） (@rinakuro) October 9, 2019
こうしたツイートは、診断があるかどうかに関わらず、ADHD傾向のある人たちからも大きな共感を集めています。
続いては、具体的にどんな悩みを感じているのか、「書類の処理が苦手」などの実例を深掘りしていきます。
書類の処理が苦手？本人のリアルな悩み
黒岩里奈さんが最も繰り返し言及しているのが、「書類仕事の苦手さ」です。
「ふるさと納税の還付手続きができない」「保険証の更新が滞る」といったエピソードからもわかるように、日常生活で避けられない 事務的な手続き に大きなストレスを感じているようです。
その結果、「書類が少ない職場を選び、生活面はすべてクラウドに保存する」といった、自分に合ったスタイルを模索しながら生活していることも明らかにしています。
これらの投稿は、「苦手なことを無理に頑張るより、得意な形に環境を整える」という前向きな姿勢として多くの共感を呼んでいます。
次は、「やる気が出ない」「片づけられない」といった日常の困りごとに関する投稿内容を紹介していきます。
「やる気が出ない」「片づけられない」など具体的な困りごと
黒岩里奈さんの投稿の中でも、「やる気が出ない」や「片づけができない」といった言葉は、多くの人の心に刺さりました。
「ボタンを留め忘れていたらチャックも開いていた」「服に不備があるからADHDのために作ってあげるよ」といった内容からは、本人が日常生活の中で感じる細かな困難を、ユーモラスに発信している様子が見て取れます。
だいたい服を着るとボタンを留め忘れているかチャックがあがりきっていないか破れているか……とかなのだが、見かねた夫が「服に不備があるからADHDのための服を作ってあげるよ」と。神か。
— りなくろ（黒岩里奈） (@rinakuro) October 3, 2020
また、「友人9割がかぶっている」と笑いつつ、自身の スモールワールドぶり についても触れており、「りなはADHDなんだねえ」と言われることがあると明かしています。
夫と話していて自分たちのスモールワールドぶり（友人9割かぶっている）に愕然としたが、それ故に「りなはADHDなんだねえ」と""微差""に集約できる部分もある
— りなくろ（黒岩里奈） (@rinakuro) October 23, 2019
こうした発言からも、黒岩さんが自分の特性を受け入れながらも、笑いや柔らかい言葉で発信していることが、共感を呼ぶ理由だと言えるでしょう。
黒岩里奈は東大卒の超エリート！
黒岩里奈さんは、東大卒という超エリートの経歴を持ち、話題になっています。
黒岩さん自身がSNSで夫の安野貴博さんとのエピソードを紹介することも多く、ユーモラスかつ知的なやりとりがたびたび注目されています。
まずは安野さんのプロフィールと東大時代の経歴からチェックしていきましょう。
黒岩里奈さんのプロフィールと経歴
黒岩里奈さん（現在の名前は安野里奈さん）は、東京大学文学部を卒業した高学歴の持ち主です。
もともとは東京大学工学部・都市工学専攻でしたが、文学への強い関心から文学部へ転学したというユニークな経歴を持っています。
［ご報告］来春より、文学部国文学に転学部します。学年はどうなるのかまだ不明なのですが、今学期からえせ文学部生として授業やゼミをとらせてもらう予定です。
— りなくろ（黒岩里奈） (@rinakuro) October 2, 2011
転学部に際してお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。先日無事面接も終了しました。
中学・高校は、偏差値70超えの超難関校・桜蔭中学校・高等学校に通っていました。
早くから読書好きで、中学生の卒業論文ではアメリカ大統領選をテーマにするなど、興味の幅も非常に広かったことがわかります。
現在は、文藝春秋の編集部で働く編集者として活動しており、SNSでは「ADHD気質で書類が苦手」「片付けられない」など、自分の特性を赤裸々に語っています。
この率直な発信が、多くの共感を呼んでいる理由の一つです。
まとめ
今回の記事では、黒岩里奈さんのADHD的傾向や旦那・安野貴博さんとの関係について紹介しました。以下に要点をまとめます。
黒岩里奈さんのように、自分の特性をオープンにしながらも前向きに生きている姿は、多くの共感と勇気を与えてくれます。
この記事を読んで、同じような悩みを抱える人が少しでも「自分だけじゃない」と思えるきっかけになれば幸いです。
