2023年に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。
トム・クルーズの本気スタントとスリリングな展開に、ハラハラドキドキしながらスクリーンに釘付けになった人も多いはず。
そして、そんな映画の魅力をさらに引き立てていたのが、世界中で撮影されたリアルなロケ地の数々です。
「このシーンってどこで撮ったの?」
「もしかして行ける場所だったりする?」
そんな気になるロケ地を、この記事では一挙にご紹介します!
ローマ、ヴェネツィア、ノルウェー、アブダビなど、実際の舞台となった場所と映画シーンを照らし合わせながら、作品の舞台裏に迫っていきましょう✨
ミッションインポッシブル・デッドレコニングのロケ地まとめ!
シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、世界中の壮大なロケーションが舞台となり、あのド派手なアクションがリアルに繰り広げられました。
この章では、映画の中で登場した主な撮影場所を一覧で紹介し、どの国や都市でロケが行われたのかを整理していきます。
まずは「どこで撮ったの?」という素朴な疑問にお答えする形で、ロケ地の全体像からチェックしていきましょう!
映画の撮影地はどこ?ロケ地を一覧で紹介
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の撮影は、以下のような世界各地で行われました。
それぞれがスリリングなシーンにぴったりな背景を持つ場所ばかりです。
以下に主なロケ地を一覧でまとめました👇
- ローマ(イタリア)
→市街地での大規模なカーチェイスを撮影 - ヴェネツィア(イタリア)
→ゴシック建築や迷路のような路地裏での潜入・格闘シーン - ノルウェー(スヴァールバル諸島)
→断崖絶壁でのバイクジャンプや雪山シーンを撮影 - アブダビ(UAE)
→空港施設を使ったアクション満載の冒頭シーンを撮影 - ロンドン(イギリス)
→一部の諜報活動シーンやスタジオ撮影が行われたとされる
これだけ多彩なロケーションを用いて撮影されたからこそ、迫力と臨場感にあふれた映画体験が実現したんですね。
次は、それぞれのロケ地でどんなシーンが撮影されたのかを、もう少し詳しく見ていきましょう!
トム・クルーズのスタントが映えた街や施設とは?
ミッション:インポッシブルといえば、やっぱりトム・クルーズの生身のアクションが最大の見どころですよね。
今回の『デッドレコニング PART ONE』でも、彼は命綱なしで超絶スタントをこなしていて、その舞台となったロケ地がまたすごいんです。
たとえば、ノルウェーの断崖絶壁で行われたバイクジャンプのシーンは、シリーズ屈指の衝撃映像。
この場所はスヴァールバル諸島にある断崖で、極寒の地での撮影となったにもかかわらず、トム・クルーズは何度も飛び降りて撮影をこなしたそうです。
さらにローマでは、石畳の旧市街を舞台にしたカーチェイスが話題になりました。
細い路地を猛スピードで駆け抜けるシーンは、実際の市街地で撮影されたため、リアルな緊張感が画面越しにも伝わってきましたよね。
また、アブダビの空港で撮られた冒頭のアクションシーンも、広大な施設と高低差を活かした演出が印象的でした。
どのシーンも、トム・クルーズだからこそ成立したリアルなアクション。
ロケ地の魅力を120%引き出す彼のスタントは、本作でも健在でした。
続いては、それぞれのロケ地ごとの詳細を掘り下げていきます!
各ロケ地の詳細を徹底解説!シーンと撮影地を照らし合わせ!
映画を観た人なら「このシーン、どこで撮ったの?」と気になった場面が必ずあるはず。
実際に映画で使用されたロケ地を知ることで、ストーリーの裏側がもっと楽しくなるんですよね。
ここからは、ローマ・ヴェネツィア・ノルウェー・アブダビの各地で撮影された名シーンを、撮影場所とともに詳しく紹介していきます!
まずは、激しいカーチェイスが繰り広げられたローマのシーンからご紹介します✨
ローマ:あのカーチェイスは実在の通りで撮影!
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の中でも特にインパクトの強かったカーチェイスシーンは、イタリアの首都ローマで撮影されました。
舞台となったのは、スペイン階段近くの旧市街エリアやコロッセオ周辺など、実際に観光客が多く訪れるエリア。
狭く曲がりくねった石畳の通りを、フィアット500でドリフトしながら走り抜ける場面は、本当にロケ地で撮ったとは思えないほどの迫力でした。
撮影のために実際に道路を封鎖して行われたという情報もあり、現地では一時的に通行規制が敷かれたそうです。
このロケーションの魅力は、やはり“歴史ある都市で繰り広げられるアクション”というギャップ。
中世の街並みをバックにした現代的なカーチェイスは、他の映画ではなかなか見られない貴重なシーンですよね。
次は、水の都ヴェネツィアで撮影された、美しいけれども緊迫感あふれるシーンを見ていきましょう!
ヴェネツィア:ドゥカーレ宮殿や路地裏での緊迫シーン
映画の中盤から終盤にかけて登場する、ヴェネツィアでの潜入&格闘シーンは、まさに“ロケ地映え”の代表格。
撮影は実際にヴェネツィアの歴史的建造物「ドゥカーレ宮殿」や、狭く入り組んだ水路と路地裏で行われました。
ゴシック様式の壮麗な建築をバックに、スパイたちが影の中をすり抜けるように動くシーンは、まるで舞台芸術を見ているような美しさ。
また、仮面舞踏会のような演出と、格闘アクションが組み合わさるシーンでは、観客が息をのむ緊張感が見事に演出されています。
迷路のように入り組んだ小道、石造りのアーチ、歴史を感じる水辺の風景。
それらが映画の世界観にリアルな質感を与え、見る人の没入感を一気に高めてくれます。
トム・クルーズが夜の水上を駆ける姿も印象的で、撮影には細心の注意と多くのエキストラが動員されたそうです。
次は、極寒の地ノルウェーで撮影された、あの伝説のバイクジャンプシーンについて見ていきましょう!
ノルウェー:断崖絶壁のジャンプシーンはここで実現
今作最大の見せ場のひとつと言えば、やっぱりあの“バイクジャンプ”のシーンですよね。
このスリル満点なスタントが撮影されたのは、ノルウェー領スヴァールバル諸島の断崖地帯です。
この場所は、北極圏に位置する世界最北の有人地域のひとつとして知られていて、標高差と視界の広さが映像的にも圧倒的な迫力を生み出しています。
なんとトム・クルーズはこの断崖から実際にジャンプしており、CG合成なしの“ガチスタント”。
極寒の中、何度もリハーサルと本番を繰り返しながら、納得がいくまで撮影を重ねたそうです。
しかも、ジャンプのあとにそのままパラシュートで降下するという流れまでを一発撮りするという、驚異のチャレンジ。
まさにトム・クルーズじゃないと成立しないロケ地&シーンだったと言えますね。
続いては、アブダビで撮影された大規模な空港アクションについてご紹介します!
アブダビ:冒頭の空港シーンが撮られたロケ地とは?
映画の冒頭を飾る緊迫の空港シーンは、UAE(アラブ首長国連邦)の首都アブダビで撮影されました。
実際に使用されたのは、アブダビ国際空港の一部とされており、広大で近未来的な施設が印象的な舞台として映し出されています。
空港内でのスパイ同士の攻防、エスカレーターや手荷物受取所を駆け巡るシーンなど、リアルな施設で撮影されたことでより一層臨場感が増していましたね。
特に特徴的なのが、空港の広さと照明の演出。
無機質な空間がスリリングな追跡劇にぴったりで、観客を一気に映画の世界へ引き込む導入パートとして機能していました。
また、アブダビは税制や撮影許可の面でも映画撮影に協力的な都市として知られており、近年では多くのハリウッド映画がロケ地として選んでいる場所でもあります。
それでは次に、これらのロケ地を実際に訪れてみたい!という人に向けて、ロケ地巡り・聖地巡礼のポイントを紹介していきます!
ロケ地巡り・聖地巡礼するならここに注目!
映画を観て「この場所行ってみたい!」と思った人も多いはず。
ここからは、実際に現地でロケ地を巡るために知っておきたいポイントや注意点、そして撮影地にまつわる裏話まで、聖地巡礼に役立つ情報をまとめてご紹介していきます!
まずは、実際に観光で訪れることができるロケ地をピックアップしていきます👇
実際に観光で行ける場所と注意点
『デッドレコニング』で使われたロケ地の中には、観光地としても有名な場所が多く含まれています。
そのため、映画をきっかけに「実際に行ってみたい!」と思う人にとっては聖地巡礼しやすいのも魅力です。
まず、ローマやヴェネツィアはアクセスも良好で、観光インフラも整っているので初心者でも安心。
ただし、実際のロケ地となった通りや建物の一部は、現在も現役で使われている生活圏なので、撮影に使われたエリアだからといって無断で立ち入らないように注意が必要です。
ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿などは有料で見学可能ですが、映画で使用された場所と同じアングルを撮るには時間帯や混雑状況を事前に調べておくとベストです。
ノルウェー・スヴァールバル諸島は、行くのに少しハードルが高い場所ですが、本気の映画ファンや自然好きにはたまらないスポット。
現地は保護区域が多いため、専門のガイド付きツアーでの訪問が推奨されています。
また、アブダビ国際空港は一般人が立ち入れる場所に限りがありますが、空港ターミナルの一部は自由に見学でき、映画の雰囲気を感じるには十分。
安全でマナーを守った聖地巡礼を楽しむためにも、事前にルールやアクセス方法をしっかり調べてから訪れるのがおすすめです。
次は、なぜこのような場所が撮影地として選ばれたのか?その舞台裏に迫ります!
撮影地として選ばれた理由と舞台裏エピソード
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』のロケ地選びには、ただ“映える”だけじゃない、しっかりとした理由があるんです。
まず、ヴェネツィアやローマといった歴史的都市は、石造りの建物や複雑な路地など、視覚的に魅力のある空間が広がっているため、スパイ映画との相性が抜群。
ローマでは、撮影前から道路使用の申請やセキュリティ対策など、自治体と何カ月も交渉を重ねたというエピソードもあります。
さらにトム・クルーズ自身がロケハンにも関わり、「その場に立った時に“やれる”と直感した場所を選んだ」とコメントしたことも。
また、ノルウェーの断崖については、彼が「このシーンのために俳優を続けている」とまで語ったほどの熱量で挑んだロケーション。
撮影は極寒かつ風の強い気候条件の中で行われ、安全管理に最大限の配慮をしながら、実際にジャンプを敢行したそうです。
アブダビに関しては、近年のハリウッド作品で頻繁に選ばれる撮影地であり、最新設備と撮影協力体制の手厚さが理由のひとつ。
高い自由度のもと、巨大な空間を大胆に使った映像が実現しました。
どのロケ地も、トム・クルーズと製作陣の“本気”が詰まった場所。
だからこそ、観客の記憶に強く残る名シーンが生まれたんですね。
次は、この記事の内容をギュッとまとめて振り返っていきます!
まとめ
今回の記事では、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のロケ地を中心に、その魅力や舞台裏について詳しく紹介しました。以下に要点を整理します。
- 映画はローマ、ヴェネツィア、ノルウェー、アブダビなど多彩な都市で撮影された
- トム・クルーズのスタントは実際のロケ地で命がけで行われた
- ロケ地の魅力と映画のシーンがリンクして没入感を高めている
- 観光でも訪れることが可能な場所が多く、聖地巡礼にも最適
- ロケ地選定には美術的、機能的な理由や俳優の直感も影響していた
映画の裏側を知ることで、作品をより深く楽しむことができます。
これから映画を観る人も、すでに観た人も、ぜひ実際のロケ地に想いを馳せて、“映画の世界を旅する気分”を味わってみてください!